*** Wishing you Happiness ***

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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2019年07月04日

湿気の嬉しくない恩恵


ザーッと雨が降ると、楽器は湿気の影響を多大に受けます


空調でケアしようにも

お客様が、どっと入られた時に

濡れている衣服や、ご移動の扉の開け閉めで

外の湿気が押し寄せて来ます


カラの状態でリハをしている時は平気なのですが


ほとんど満席に近い状態で、お客様がいらっしゃって

その大量の湿気が、次第に空間の前面まで

徐々に押し寄せて来た際に

楽器の異変は一気に起こり始めます


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(たまにはこの位、晴れて欲しいですね)


湿気で、鍵盤がぐちょぐちょ(苦笑)


最初に、15分弾く曲でしたから

もう途中で鍵盤を拭くことも出来ませんし

このまま、困った状態で弾き切るしかありませんふらふら


この鍵盤が湿って、指が張り付いてしまい

運指が、コントロール不能になる件は

自宅サロンでも、過去に経験が何度かあります


象牙の鍵盤だと、この「ハエ取り紙状態のベタベタ」で

苦戦するのは、湿度が90%を越えてきた時です


ただ、今回はプラスチックの鍵盤でも

このようにぐちょぐちょ(笑)になったのは

流石にお初でしたから


ああ、今は湿度が限りなく100%に近いんだな〜

弾くのに苦戦するのはもう仕方ないので

力技で振り切るしかない


あ、でもちょっと待って!

ヴァイオリンは、もっとヤバい事になっているのでは・・・?

そんな事を考えながら弾いていました


横で一緒に演奏している

ヴァイオリニストの入江さんは


やはり、左手の抑える感触が「ぐちょ」という

困った状態になっていたらしく

ポジション移動が出来ないですから

かなり大変だったみたいです


それで良く演奏出来たなと思いますけれど

オールドのデリケートな楽器なので

壊れないか気になるところです



全部が終わってから、あれは過去に体験したことのない

最悪な湿気の状態だった!と、言うお話になりました


「いかなる事態になろうとも

完璧に弾き切る為の策を練らなくちゃ!」と

入江さんは、次の対策に燃えていらしたので


敗北という二文字は辞書にないかのような

そんな入江さんが、とても素敵です黒ハート

Satomi
タグ:organ
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2019年06月20日

感想に対しての捉え方


自分自身の実力のレベルがどうなのか

それを測る為には、周りを良く見ないと分かりません


まるで自分が分かっていない状態であればあるほど

未熟な人は、意味不明の自信満々さに陥ります


お金を頂けるようなレベルではなくて

むしろ、本人がお金を払って(聴く人に苦痛を与える)演奏に

無理して付き合って頂く場合、ごく素人の発表会と同じになります


どうしてなのか、お仕事が来ることが当然と思ってしまえる

すごい勘違いした思考回路をしている人が

「仕事こないんだよねぇ」と、当たり前のように言いますが


その前に

お仕事が取れると思っている前提が、まずオカシイです(笑)


周りの音楽関係者達は、客観的に姿が見えます

「あの人のダメなところ」というのを

何十でも、何百でも理路整然と納得の行く内容で

コメントして回っています


どれも然るべき理由と、音楽の絶望的問題点を

しっかりと押さえた的確なコメントです


何十時間でも、とめどなく語れるほど

ダメな内容の指摘が溢れて来るので

何かの修士論文みたいですね(笑)


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本来、演奏会などでピンで本番をすると

お客様から、徹底的に厳しい意見を頂戴します


コンクールなどの審査員の厳しい講評など比較にならないほど

もっと直接的で、もっとキツい表現で来ます


卒業時から、それを何百回も何千回も受け止めて

問題点に向き合って、直していく作業をしなくてはいけません


コンクールの講評は、せいぜい数分か何行程度のもので

「死ね」までは言われる事はありませんから

シビアさで言うと軽いです


お金を頂いて演奏する場で、素人くさい発表会をしてしまった際に

ぶつけられる内容は、たとえ私が伴奏で

そのソリスト本人でなかったとしても


ふざけんな、奴は今すぐ音楽辞めろ

音が出ない素人レベルで、それを楽器のせいにするのなら

楽器を吹く資格などないから、今すぐその楽器を辞めろ

もう二度と、あんなクソ奏者の幼稚な発表会は迷惑だからやらないで

一曲目で苦痛で帰りたかった

今すぐ消え失せろ

・・・等々を、膨大にぶつけられます


勿論、冷静に見て

それらのご意見は、具体的な指摘の諸々も含めて

まさに仰る通りです、と判断できる内容のものです


丁寧に対応していきますが

世の中のネット上の、ダイレクトな意見などと

基本、同等の感触ですので

それが「本音」ということですね


そして、本音が受け止められない

シビアな意見を、単なる批判だと騒いで

受け止める器が無い場合は


それが音楽でなくても、ほかのアート関係のものも

それこそクリエイティブなカテゴリーの全てにおいて


人前でお金を頂いて、プロとしてやっていくのは

どう転んでも、一生、無理です


本の出版、絵画の作品、詩でも舞台でも

みんな、シビアな意見をぶつけられて

そこから必要なことを拾って、改善していきます


それが成長の道筋です


デザインでも、せっかく必死に作って来たのが

毎回、「ゴミ!」と言われて

目の前で捨てられるのです


その過程を越えても、次は

最終的に、ユーザーからの酷評が待っています


楽なものではありませんね


第三者から、決定的なダメな部分を見事に指摘されて

それで幼い子供のように傷ついてしまうようなら

お仕事をする資質がないので、向いていないのです


趣味で、小さく自分の世界だけで愉しむ

という方向で、進んで行くしかありません


表に出て、お仕事としてお金を頂くのは

ズタボロに酷評を受けても

平然と大事な中身を拾って、次々に自分を変えて行ける

要領の大きな人でないと渡っていけません


そして、これは50代のミュージシャンから

言われたアドバイスですが


「人から指摘を受けるような隙が一切ないほど

圧倒的に凄い演奏しなきゃダメだよ」


と仰る通りで、本日の結論です(笑)

Satomi
タグ:Musician
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2019年06月19日

吊り下げ式


ゴールドのフルートは、重さもあるので

プロでも長時間、演奏を続けていると

手に過度の負担がかかって、痛めることがあります


元々、右側に体を捻って演奏します

人体のバランスからすると、捻ったまま演奏する動作は

ヴァイオリンもそうですが、かなり負荷がかかります


4時間でも6時間でも

その楽器の重さを上手く支えながら

さらに超絶技巧で細かいパッセージも正確に

指を動かして行かねばなりません


武蔵野を卒業したフルーティストの方と話していて

オケの首席から最終的には降板になってしまった

プロの方の話題となり


楽器の重さは死活問題だけれど

だからと言って、音色の事などがあるので

そう安々と楽器を変えたりできないものね


サックスみたいに、首から下げて

楽器の重さを助けるような

丁度良いストラップがあると良いんだけどね〜

そんな話題になりました


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リハ後に練習しながら思い浮かべていました


フルートの右側に上から支えるバーがあれば

そこから吊るして、引っかけられると良いので


入院中に患者さんが使っている

点滴の持ち運びできるスタンド(笑)

あれなら、移動もできるから使える・・・?


と思ったものの

そんなのをガラガラと運びながら

ドレスでステージに出て来て演奏していたら


ビジュアル的にも病院に送られそうですね

・・・却下

Satomi
タグ:Fl.
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