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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2019年10月26日

書道と静寂


直筆でサインをしたり文字を書く機会が

時代と共に、自然と限られて来て

沢山字を書くことも、あまり無くなってきていますね


習い事は幼少期から複数やっていて

その一つに、書道もありました


最後は2段まで取得した所で、音楽に比重を置くために

結びとしましたが


日頃から人前で字を書いて、整える時に

決まって「綺麗ですね」と言って下さる方が多いので

素直に、ありがとうございますとお答えしてご説明しています



親が、書道の師範も取っていて

3歳頃から強制的に通わされたというのもあり

当時は良きところも、そうでないところも色々です


関係が近いと、指導にはやや良くない面もありますね

とにかく感情をまき散らしながら怒るので

合理的ではないのが難点で、なるべく避けていました(笑)


せめて最終の「ワンポイント」で留まるように

何事も自分で勉強を進めるか

理論的で冷静な意見や指導をする先生につく



良かった点は、書初めなど大きな作品を書くときに

必要な筆や、道具が揃っていることで

貸してもらえて、とても有難いことでした


言ってみれば、プロ仕様の道具を借りると

字の運びや、半紙の墨の滲み方や、抜き方

形の取り方が非常に上手く決まります


大胆にも、美しくも書けるので、テーマを生かしやすく

お陰様で、そこはとても感謝していて

学校の提出で、ほとんど金賞か駄目でも銀賞が当たり前でした

(と言うか取って必然なので、佳作に落選なんてしたら後が超怖い)


市販の安い墨汁で、すぐさまお手軽に準備するのも邪道と怒られ(笑)

良い字を書きたかったら、墨をすって精神統一から始めよと


実際に、その通りなんですけどね



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練習で丁寧に字を書いて行く訳ですが

全ての字が完璧にならないと、作品として出せないので

必ずどこかで、バランスが悪かったり

ダメ出しの対象になる減点要素が出て来ます


ひたすら精神集中で書き続けて

小学生でも一日に100枚ぐらい、何時間もかけて書いていました


お教室でも、いわば“ワンレッスン“が2時間以上からです

小1で夜の九時を回って、一人で夜道を帰るのが怖いので

真っ暗な小道をいつも走っていました


集中していける時は、書道は良い時間です


時計の秒針の音だけが、小さくコチコチと響いていた空間が

上手く集中すると、完全な静寂へと没入して行って

無限の静けさの中に昇華されていきます


演奏で言うと、ゾーンなんでしょうね


最初に墨を丁寧にする時間も、本当に意味があって

雑念を払って、深く集中したい時には

むしろとても良かったと思います


一式手放したので、今は何も書いていませんし

急いで書けば、ぐしゃぐしゃしていますから(笑)

後でメモが読めない事も、たまにあります


ただ、あの絶対的に集中した完全な静寂の時間は

どこかにあっても良いかもしれませんね


大人になってから、思い出したように

写経の小筆で書くのをトライさせてもらった事もありますが

慣れないペースでは、一枚に一時間は集中していないと出来ず


終盤まで頑張って書いてきて、ハタと集中力が切れて

あ!一文字抜かしてた!というのに気が付いた時の

とめどない敗北感が味わえました


でも、特典のひとつとしては

字が綺麗だと、非常に頭が良いと思われます

何でしょうかね(笑)


江戸時代の武家の教養の高さの名残りとか?

Satomi
タグ:ART
posted by satomi at 00:00| Comment(0) | 日記
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