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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2019年01月23日

金管の技術力の高さ


この数年を考えても、演奏者の技術躍進は目を見張るものがあり

10年経てば、求められるクオリティの高さは

桁外れに高くなります本


これはオーケストラ奏者のお話ですが


例えば、オケに入団したくてオーディションを受ける場合に

試験曲として課題になるものは


良く出て来るプログラムの中でも、演奏が難しいものや

奏者の技術力が、丸々と出てしまうような個所が取り上げられます


この辺りは、普通のことですが

そんな倍率150倍とかの(笑)難関をくぐり抜けて

演奏家として舞台に立っている方のレベルの話になりました


ムソルグスキーの「展覧会の絵」を

これは一回、全曲を本番で通すだけでも

トランペット奏者にとっては、体力的に大変です


まず、これが「ノーミスで吹ける」のが当たり前で

しかも、その上

この重た目プログラムを、近いスケジュールで

(いわば、ツアーみたいなものですね)


各所、公演して10回やっても20回やっても

全部が完璧ノーミスで吹けるという・・・(笑)


素晴らしいですね


オケに乗っている他のパートの演奏家も

「さすが、すごいね手(パー)」と拍手を送っています


でもこれが「最近のごく標準レベル」な訳で

技術躍進は凄いのです

年々、全体的にハードルは高くなっていると思いますね



それこそ中高生の段階で、かなり技術的に高いレベルで吹けて

音大で鍛えて、プロになって活動されている方達なので


時折、伴奏などでプロ志望の生徒さんのお世話をする事もありますが

プロになろうとしている受験生に対して(10代)

一日10時間位、練習させてますよね


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基礎体力としても、その位出来ていないとダメなのは

そうだろうなと思います


例えば、色々な舞台公演のサポートで

一日に2回公演(マチネ・ソワレ)で同じプログラムを

オーケストラピットでプロのトランペット奏者が吹いたりする時に


客観的にお聴きしていても、大変な事を軽々やってるのは

別の楽器を専攻している私でも良く分かります


3時間、ほとんど吹きっぱなしです

終盤になると、フィナーレで高音域が満載になっても


15分位のハデハデ演奏時間の超高音域を、全く平気で

しかもノーミスで、疲れも見せずに演奏が出来ます


音をポロっと外すなんて、ほぼ皆無で

吹いた音がかすれるなども、一切なく

全部の音が、しっかり「当たって」います


さらにその本番が一日に2回(2本)あるのですから

(スタミナ要りそうですけどね・・・笑)


2公演の間の時間には、1時間弱ほど

指揮者が再確認で、気になる箇所のリハをやるのですね


本気演奏で、7時間は最低でも普通に

吹きっぱなしで演奏が出来なきゃいけないのです


ご自身のウォーミングアップの時間を足したら

8時間は、一日中バンバン吹いていて

しかもそれを、何日ペースで続けて本番で演奏しています


そこまで出来て「うん、普通だよね〜」と彼等は話します


練習ではなく、本気モードの本番でその規模です

プロとして使ってもらえるレベルが、そこだと考えたら


日頃から10時間演奏できるぐらいの基礎体力は

最低でも無ければ、お仕事なんて務まらないのは最もです


彼等のその生徒へのご指導も、当たり前といえばそうですね


しかも、将来的にプロになるとしたら

それが楽勝で出来るプロのトランペット奏者の中に入って

さらに自分が優れているのを演奏で語らなくてはいけません


お仕事を取るのは、そこで歴任しているどなたかの

ポジションを鮮やかに奪う面もありますので


誰から見ても、ずば抜けてレベルが高いと尊敬されて

表でも裏でも、賞賛される状態でないと

最近は特に大変だろうなと思います



かつて武蔵野音大で4年生が吹いていたような

トランペットのコンチェルトは

今や10代の子達は、軽々吹いてきます



またあと10年もしたら、どのパートでも

もっと全体のレベルが上がると思いますね

Satomi
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posted by satomi at 02:00| Comment(0) | 活動報告
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