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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2018年12月27日

音楽家になってはいけない


演奏をして人前に立ち、ましてやそれでお金を頂くのは

趣味程度の軽い気持ちでやってはいけないのは

至極当然のお話ですが


音楽コンクールについての記事で

アンナ・ヴィニツカヤさんが、色々と書いていらっしゃいました


その方だけでなく、多くの音楽家が同じような意味のことを仰います


『音楽家になりたいと、心から思わない限り

(そのような者は)音楽家にはなってはいけない』

と言うコメントが出て来ます


色々な解釈が出来ると思います

国際コンクールなどで1位を総なめにしていく場合

その後に1年間搾り取られるようにオファーが来て枯れて終わる

それを分かっていますか、という視点のものもありますし


誇れるだけの内容を果たして持っているのか

それを続けて行けるのかと言う問いもあります


ちゃんと勉強しているのか、中身があるのか

不誠実で無責任な事をするな

という意味でもあると思います



かなり振り切って死ぬ気で取り組む瞬間が無いと

音楽をやっていますと言ってみたところで

そもそも人から相手にされません


今は、アマチュアも非常に技術的に上手いです

その渾身の一曲だけ見たら、だいぶ良いセン行ってますよ!と

思うほど、年月と情熱をかけて真剣にやっている方も多いです


アマチュアと同じ程度だとしたら、それはお仕事をする立場としては

とても恥ずかしいことです

当然仕事オファーなどは一件も来ません



何事もそうだと思いますが、一般に誰でもできるような事に

わざわざ費用を出して頼むような奇特な人はおりませんので


その時点で、到底普通の努力では出来ないレベルの

専門的な事や特殊な事だったり、難しい能力が発揮されるのは

マストだと言うことが分かります


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(ねじねじ)



ヴィニツカヤさんの問いは、シンプルです

『あなたは本当に、自分の人生すべてを音楽に捧げられますか?』



重いコメントですがそこが核心です


出来ないなら最初から調子に乗ってやるな

もしくは、ろくに出来もしないのにプロを装って

人から金を取るなんて最低だ、ふざけるな


・・・という、良くお客様からも、同業からも出て来る

学生気分丸出しの酷い奏者もどきに対する

強い苦情の言葉が思い出されます



ヴィニツカヤさんは、教える仕事もやっていますと話していて

恐らく、そこには音楽に向いていない人達との関りや

音楽は辞めて別の事に進む人達への、レッスンの時間があり

どこか一種の冷めたニュアンスが見えるように思いますが


(本心からヤル気がない相手に教えるのは

もし本気で何かをやっている人からすると

とても無駄で、心身共に疲労するでしょうし

出来たら避けたい事なのは仕方ありません)


色々な方達の選択にしても

「結局、何をしたいかは自分が決めることです」

と、少しクールな感じでお話しながらも


人生の全てを捧げられる覚悟のある人だけが

音楽家をやって下さい、ってことですね


身につまされますが・・・

Satomi
タグ:Life
posted by satomi at 01:00| Comment(0) | Messenger
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