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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2018年12月13日

譜めくりしやすい準備


なるべく楽譜のめくりやすいパッセージが

右下の部分に来るように、製本する時は考えながら

工夫して取り付けます


譜めくりは、どなたかに頼むと

経験上、その方がむしろ演奏の大きな足かせになって

大失敗する確率の方が明らかに高く(けっこう怖いのです)

できる限り譜めくりは頼まない方針でやっています


素晴らしい譜めくりが出来るのは、感触として

よほど演奏経験が豊富で、普段からプロとして演奏活動している

ピアニストだけかもしれません


同業ならではで、どのタイミングで次の情報を読み込んでいるのか

非常に上手く察知して、かつ気配があると演奏の妨げになるのも周知して

ご本人の気配を感じさせない、音楽に集中できる環境を整えてくれます



良く、教えていらっしゃる方々がコンサートをなさる際に

教え子とか音大の学生にお願いする事もあります

聴きに伺っていて、本番の事故率があまりに高いですから

拝見していてやっぱり怖いです


相当、弾きにくいだろうな・・・という印象で

全然違う所をめくってしまったとか、楽譜を落としたとか


そのトラブルの場合は、仮に私だったとしても

その都度演奏をつなぐ形でフォローして

修正しながら演奏を続けますけれど


聴いているお客様の集中が演奏ではなくて

譜めくりが失敗しないでできるのだろうか?大丈夫?

に集中してしまうので、演奏が聴けません


そうなってくると何の為に演奏をご依頼されているのか

あるいは開催しているのか、催事の主旨が変わってしまいますしね



ごくたまに、コピーがペラペラ一枚づつ離れた状態で

譜面台にセットなさる演奏者さんもいて

案外舞台では風が起きますので、空調で飛んで行きます


多くの場合は、紙をずらしながら演奏されていますが

結局、それも演奏の大きな妨げになっていて

途中でしばらく音が無くなりますし、フレーズのおかしな場所で

メロディーが急にぶっつり切れるのは、聴いていても不自然です


また、どこを吹いているのか分からない事故が良く起こります

(そうすると、その方に次からの演奏仕事は来なくなります)



かなり昔に、ご年配の演奏者さんがそれこそ大変由緒あるホールで

自己主催での演奏会をなさっていた折に

それで、バラバラと紙が舞台上に散って

メチャクチャな演奏を続ける本番に出くわした事があります


ご本人も、もう大慌てで

ブルブル震えながら、音だけでなく楽器が大きく痙攣するほど震えて

伴奏ピアニストが必死に修正したところでもう合わないですし

メチャクチャな演奏を、最後まで繰り広げる結果になりました


客席からの同情と、痛ましい姿に何とも言えないブルーな重い空気でした

以降は、その暗い出来事が思い出されるので聴きに行きません(苦笑)


沢山演奏していると、そういうアクシデントが

起こる可能性があるのは、経験上折り込み済みです


演奏経験のある人は、自分のお仕事や信用がなくなる危険があるので

あまりそれはやらないですね


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スマートな方だと、iPadなどでデータを出して

それを譜面台に置いて演奏するケースも増えて来ましたね

コンパクトに持ち運びが出来て便利ですし

大量の楽譜を持たないで済む利点があります


これも、良し悪しですが

起動に時間がかかるので、曲の転換で時間がかかりすぎます


自分のお仕事の場合で考えると、ちょっと問題があります

2〜3秒で次の曲に移行したいので

変に間が空くと、もたもたしている印象が強くなり

何だか待たされている感が出て来て間が悪いです


ソリストが、その場で楽譜探しに何分もかかっているのを

こちらで何か即興的に演奏でつないで、場を持たせることがありますが

出来たらちゃんと進行した方が良いです


それだったら、普通に紙で良いんじゃないの?という

白けたムードが漂うので・・・(笑)


足元で、自動の譜めくりが出来る小さなペダルのオプションもあります

それも、全く起動しないという

最悪の状態(他人様ですが)に数回遭遇していて


怖くてとても使えないな・・・と思う失敗ケースがまだ多いので

(世の中には、ものすごく上手に活用されている

海外のピアニストさんも沢山いらっしゃいますよ)

フリックにミスったら、演奏不能なのは同じことですからね


あれ?あれ?とか言いながら焦っているのは

拝見していて、考えてしまいますし

ブラックアウトしました楽譜がありません

だと、本番どうします?なので


見開きで演奏できる作品が多くて

しかも、一曲ごとのインターバルがMCの方のお陰で長く取れて

なおかつ、暗譜をしていて楽譜が無くても平気なプログラムだったら

すごく良いかもしれません


普段、演奏する立場なので

譜めくりトラブルでメチャクチャになっているのを拝見すると

いつになっても、ヒヤッとしますね

Satomi
タグ:Piano
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | 活動報告
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