母校のデータでは、だいたい1990年代位が
音大の生徒数の、直近でのピーク時期だったようで
以降はすごい勢いで減り続けています
(校舎を新しくした後には、増えました)
そもそも私大だと学費と、その他の受験時のレッスン代から
必要経費を入れたら1000万はかかりますし
そこに来て、東京に独り暮らしで上京して
さらにそれなりの楽器も買って・・・となると
親御様の出資は3000万とか、多いと4000万近くにも
なっていきますから
ちょっとしたマンションが分譲で買えます
奨学金を使うとか、それがさらに学費免除になるとかは
よほど学年のトップ中のトップで、華々しく成績優秀者でないと
難しいので、大多数は地道にお支払いです
それを考えると、ご家庭にのしかかる
経済的な負担はだいぶ大きいと思います

コロナ禍で加速中の出来事に
音大の廃校の動きがあります
もうすでに、廃校が決定して進めている所もありますし
表には出ていませんし出せませんが、経営が大変な状態で
秒読みになっている所もあります
私立の有名音大と言えど、講師は余っている状況で
これは同時に仰られていることではありますが
「そんなに先生要らないだろ?」という関係者一同のコメント(笑)
実務状況を具体的にお聞きすると、もうまるで
教えている実態などありません(苦笑)
そうか、名前だけだね・・・
と言うしかありません
母校の件ではありませんが、各所別の
有名私立音大の、人事の状況のお話を複数お聞きして
講師を積極的に解雇していく方向で進めていますね
学校にとって最大のフラッグシップのポジションにある
大事な先生は、最終的に残りますが
解雇はどんどん動き出しているようです
音大講師で生活の安定を図ろうと、とにかく
籍を置くだけでも〜、との先生方のお話を伺っても
その向きだと、年度末に解雇がどっと来るか
T音大など、突如「もう辞めて頂きたいと思います」
で青天の霹靂で解雇された先生方もいらして
決めるのは人事の関係ですから、要らないものは要らないで
肩たたきトントンで、急にクビになったとして
雇ってもらいたくとも、他の就職先を自分で探して下さいで
出されるだけですからね
「来週は解雇」ぐらいの気持ちで行かないと
講師もダメそうですね
Satomi
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