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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2020年02月10日

調律法と響き


ピアノの技術者さんが調整に来て下さって

ご一緒にスピネットの調律も、楽しそうにやっていかれましたわーい(嬉しい顔)


その折に、私の説明が不十分で

古典調律で合わせて頂く旨が詳しく伝わっておらず

弾いたら、平均律じゃん!(笑)

となりまして、どの調もお陰様で均等に唸る唸る・・・


そこで実際に調律法を変えると、どの位の違い響きにがあるのか

楽しく実演することになりました


まずは、その平均律でF−DurとG-Durの曲を

パラパラと冒頭から弾いてみて

今度は古典調律で合わせ直して頂き

同じ曲目を演奏すると


「あっ・・・!こっちのが綺麗だ(笑)」

と、耳で確認してご納得いただいたようでした


ピアノ調律と違って、ものの5分程度で速やかに合わせてしまえるので

(しかも調律のプロですからね・・・)作業時間は短いです


普段は、自分で古典調律をしています

比べると音の取り方が甘いなと感じます

やはり技術者さん、プロは違いますね


和音の響きがより輪郭もクリアに、美しく瑞々しく聴こえます

ごく微細なピッチの取り方や、重ね方や、音の止め方も

みんな技術が違うのだと思います


それに、一時的に重要なコツを教わっても

すぐにどうこう出来るレベルのものではありませんから

これが腕前というものですねあせあせ(飛び散る汗)

私が行うと音が止まらない現象の敗因も、教えて頂きました


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平均律の響きが染みついている技術者さんの耳には

一瞬、高いとか低いとか個別の音のピッチの違いを

反射的に取ってしまうようです


調によって、ギュッと絞るような唸りが多かったり

純正で美しく響いたりする、その違いが

表現に味わいをもたらしています


緊張感から、穏やかに変化したりする独特の表現は

現代のピアノのような大振りなダイナミクスレンジとは

まるで違った、ごく繊細な振り幅の中に

ニュアンスの差を付けて表現していきます


あまり大きなホールに置いてしまうと、チェンバロは

その微細な変化の良さが散ってしまって聴き取れないです


かつてお客さんで良く聴きに行っていた頃も

チェンバロご専門の技術者さんにお聞きしてみると

楽器の周りに集まる規模での演奏に最適、との

印象を受けるご回答でした


レジストレーションは、お家の楽器は若干時間がかかるので

オルガンのようにスムーズには行かず

一度曲を止めてしまう為、1月は使わず終いでした


発音時の音にだいぶムラがあるので

そこも調整ができるのかどうか確認して、試してからですね

宿題いろいろです

Satomi
タグ:Cembalo
posted by satomi at 00:00| Comment(0) | Concert Salon