演奏をする関係者は、裏動線から会場入りしないといけません
どういったお仕事先であっても
楽屋口、関係者入口など、守衛さんがいるような所を
入館していくのですが
広くて複雑な施設だったりすると
まったく初めてでお伺いする際に
道順が複雑すぎて、ふと悩む事もあります
この扉を開けて、次の角のEVに乗って
降りたらこの扉を右に出て、三つ目を左に出て
大きな扉の鍵を開けて・・・(延々と続く)
みたいな、ほとんど「冒険」ですか?
と言いたげな、迷路のような施設もあります
エレベーターが12基とかあって
違うのに乗ったら、全然違うところに行ってしまうとか
1階だったはずが、連結の途中から3階になっているとか
「この扉を開けて、こちらに向かって」という
通路で右左と移動していく扉も
目的地に着くまでに、15枚
(つまり15か所)とかあったりして(笑)
逐次、それを正しく通過して行かないと、違う場所に着きます
自分の行きたい楽屋とか控室に
たどり着かない事件が起こりますから
それらを完璧に、全部覚えなくてはいけません
何度もお伺いするような所なら、どんなに複雑でも
覚えますが
初回が、なかなか鬼門です
歩きながら、ここに何があってという
目標になるもの、階数や景色をしっかりと覚えておきます
ヘンゼルとグレーテルのように
パン屑を道に落として、帰りの目印にして・・・
なんて出来ませんからね

ここでは、小鳥がパンを食べて無くなってしまうのではなく
会場の清掃スタッフさんが、速やかに回収していきます
Satomi
タグ:Talk