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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2019年10月09日

教える事へのシフトチェンジ


良い楽器を購入すると、演奏する為の大事な楽器として

何百万ものローンを払いながら、お仕事を続ける事となります


フルートも、素材によって非常にお値段が上がります

素晴らしく良い音を、そこから見事に紡ぎだせるようになるまで

10年近く丁寧に吹き込みをして鳴らしていく

地道なお付き合いも要りますね


数ヶ月ごとにお会いするフルーティストさんが

やはり、今月の月末でシフトチェンジと

寂しいご報告をされていて、意気消沈気味でした


オーケストラでも、毎回確実に出番が保証されている訳ではなく

渡り歩く形で本番に乗って


アマチュアの団体の定演のソリストで呼ばれて

コンチェルトや新作を吹いたりするのも

毎月、沢山ある訳ではありませんので


街中の小さなイベントまで、とにかく網羅しながら

演奏のお仕事を、頑張って続けてきた方でした


男性なので、将来のご結婚の事や

安定してご家族を支えられる為にはなどを

真剣に考えた時に、収益が不安定だと迷惑をかけてしまいます


そこは大切な人に、必要以上の苦労をかけさせたくない思いや

男性として、奥さんのヒモになるなんて

どう考えても恥ずかしいことなので、絶対に嫌だと(笑)


(時に音大を出て、そういう完全なヒモになって

謳歌されている男性も、たまにいらっしゃいますけどね・・・

ただ、そういう情けない状態に自分はなりたくないと言う意思も

人それぞれですね)


腹をくくって、教える方にシフトチェンジすると

仰っていながらも、随分元気がないご様子で

やっぱり気になりました


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すでに、演奏が以前のような華やかで冴えた美しさから

ひそやかに影を落としてしまっていて

美音が曇っていたので、きっと何かあったのだろうと気になって

大丈夫?と聞いてみたのですが


教える事に専念する生活になると

バリバリに演奏している所から相当に腕が落ちますから

もう演奏家として、自信を持って活動は出来なくなるのを

現実のものとして痛感されて、辛そうな一面


しかも、それを一定期間続ければ

もう使い物にならなくなってしまうのも

ご自身で、痛いほど良く分かっているので


何の為に頑張って来たのか

志半ばで折れることの、上手く言葉に出来ない辛さなど

悩みの尽きない状態ですね・・・


上手い具合に、併用しながら

演奏を続けられる方法が見つかると良いのですが


一回のお仕事で受けるプログラムが多いほど

しっかりとした練習時間と勉強時間の確保だったり

重なる本番日に、いつも休める調整が利くのかどうか


結局、無理をしてヘトヘト、という状態にならないか

体力と、やり繰りに必死になる感じにはなりますから

思っている以上に、なかなか大変です


教える事を取っても、どうせ趣味の人達だからと

人をバカにしながらレッスンをするような、ダメ先生にはなりたくない

専門家を育てられるように

仕事として真剣に取り組んで行きたいと


そんな真面目なお気持ちがあるほどに

余計に、簡単な両立にはならず大変な事と思います


どちらもが、ああ片手間なんだなと

手を抜いている姿を見受けられるとしたら

上手く継続できなくなってしまいますし


この辺りの葛藤は、続くと思います

何とか折り合いの付く地点が見つかると良いです

Satomi
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posted by satomi at 00:00| Comment(0) | 活動報告