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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2019年03月16日

俺は大阪に帰ってやる


どんな時でも笑いの心を忘れない

バリトンのUさん


あんまり面白いことを織り込んでくるので

無事に演奏したい瞬間は、あえて「無」の気持ちで

取り組むこともあるのですが

(でないと、吹き出した瞬間に音を外す危険が)


人を笑わせるのは、実は真面目に練らないと

さっぱり面白くない部分もあるので

昔から笑いについて、真剣に考えて育ってきたのだろうかと

Uさんに、時間がある時にお聞きしてみました


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言わずもがな、ボケ突っ込みがお約束の

大阪で生まれ育ったUさん


中学生になって、東京に引っ越す事が決まり

慣れ親しんだ土地から、こちらにご家族揃って

住まいを移す事になりました


そこでUさんを待ち受けていたのは

「俺の笑いが通じない・・・」

笑いのツボが違うと言う、厳しい現実でした


Uさんが仰るには

大阪だと、ただバカをするだけでドッとウケて

いつでも大いに笑いが取れたそうなのですが


東京では、辻褄が合っていないと

誰もクスリとも笑ってくれない


そして、冷ややかに「何してんの?」と

恐ろしく冷めた反応が返って来てしまうのだとか


「俺の笑いが通じない」という現実は

大阪育ちのU少年の心を、根底から粉々に打ち砕き

アイデンティティの崩壊と共に

大いに苦しむようになりました


それが、限界を迎えたある日

「俺は大阪に帰る!!」と、決意しました


どうもお母様は、まともに取り合う事も無く

あっそ、行ってらっしゃい

というテンションだったそうで

早速、誰の協力も得られない大阪帰郷計画


「一人で帰ってやる!」と、U少年の決意は固く

自分一人でも大阪に帰って

慣れ親しんだあの町で、打ち解けた仲間と暮らす為に

早朝、支度をすると大阪に向かいました


・・・自転車で(笑)



夕方の5時を回るまで、ひたすら自転車をこいで

(電車でもそこから一時間弱かかる距離なので

40kmぐらいあると思うのですが)


U少年は、三鷹まで来た所でとうとう力尽き

「何て大阪は遠いんだ・・・」と

失意のもと、帰宅したそうです


その後、東京でも笑いが取れる方法を模索し

現在があるみたいですね

Satomi
タグ:Singer
posted by satomi at 01:00| Comment(0) | 活動報告