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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2018年09月10日

音の風合いから


初心者の時は、まず「音取り」から始まります


どの高さの音、どれぐらい長い音、どんなリズム

ピアノだったら、左手はどんな和音で・・・


データ入力のように、ひとつずつの音を拾う作業ですね


因みに初見がきくと言うのは、このデータ入力作業が

見た瞬間に、一度も練習なしでサッと出来て

しかも同時に音楽的な表現のレベルまで

しっかりと入れ込んで演奏できることなんですが


初見がきく状態は

それなりに熟練しないと出来ません


そして、一番最初の作業が終わって

自由自在にその基礎データが再現できるようになったら

次に、音楽的な表現をどうしていくか練る段階になります


この先の事がとても大事なので

音楽として、感動の息吹を感じさせるように

作って行かねばなりません


良く、指は回るけど面白くない演奏だとか

良い声だけど、つまんない演奏と言う風なご意見が

出てしまう場面に出くわしますが


これらは技術的な、いわゆるテクニックだけに注意を払って

演奏をした時に、もらってしまう講評なのですが

基礎作業はあくまで準備段階のことになります



礎としてテクニックは非常に大切ですが

その上の段階、内容をどう仕上げていくかが

もっと大事ですね



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データとしては無機質な音符の羅列に

まるで命を吹き込むかのように

素晴らしい音楽家は夢の世界を綴ります



その物語が音から目に浮かぶように

どんな背景があって、どんな気持ちで

何が見えていて、また未来の何かを予感させる表現まで


音で、多彩な世界を紡いでいくので

聴いて涙するような素晴らしい演奏は

言葉に出来ない、こみあげるものがあります


たった数小節であっても

溜め息の出るような、美しさや切なさや

甘美な喜びや、苦しみや

何もかも、微細な音の風合いから表現できるのですから

奥が深いですね


また、これをやろうと思うと

追い込んで取り組まないと、そこまで到達しないのと


やっぱり、人の浅はかさや深さが如実に表れるので

どこまで読み込めているのか

そして、送って来た人生の価値までも

露わになって講評されます(笑)


こわいものです

Satomi
タグ:Music
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | 活動報告