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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2018年04月24日

洗骨


沖縄の独自の風習の話の中で、お聞きして一番驚いたのが

「洗骨」の話でしたが

ここからは、やや怖い話になりますので

苦手な方は、どうぞ思いっきり飛ばして下さいませ



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車で走っていると、樹木が茂る一角に

5個、10個とまとまった祠のような小さな石の建物が

いたるところにあります


みんな立派な屋根が付いていて、道の方に正面を向かわせる形で

同じように並んでいます


あれって何だろう?との疑問に、沖縄在住の方が

お答え下さいまして、お墓ですよ、と教えて頂きました


そして、シュールで寝られない話を続けてくれました(笑)



勿論、今では亡くなられた仏様を火葬するようになりましたが

戦前までは土葬の上、「洗骨」という儀式を

やっていましたとのご説明でした


亡くなられた状態では、まだ仏様は死霊のままとされていて

洗骨の儀式をすることで初めて、穢れをすっかり清めて

子孫に幸福をもたらす祖霊へと昇華されるらしいのです


・・・が


問題はその儀式が凄くて

一度、土葬されていますから、そのような状態の仏様を

(あえて具体的なそのご説明については、申し上げませんよ)


一定の年月が経った頃に、お墓をもう一度開けて

海水やお酒で、ご家族の遺骨を洗い清めて

またお足元の骨から順番に納めて・・・


という、聞いているだけでうわぁぁぁとなる作業をですね

長男の嫁が、やらねばならないそうです


しかも、それを見事に?為さなければ

長男の嫁としてあなたは失格だと

辛い烙印を押されるという厳しいしきたりがあり


いやいや、そんなこと言われたら

誰も女性は長男と結婚したくなくなるじゃないかと

思った通りに、長男はハードルが高すぎて

なかなか結婚できないという感じになり?


また、その儀式も女性にとって大変に荷が重すぎるとのことで

次第に、火葬がスタンダードになったそうなのです



軽く一生トラウマになりそうな儀式ですけれど

それは、行っている方達からすると

先祖から命がつながっている感謝を内在した儀式とのことです

(ですので、大切な意味があっての儀式です)



さてそんなシュールなお土産話を、旦那さんが沖縄ご出身の

(ご本人は違います)同世代のソプラノの方としていたら


「えぇぇぇ、私そんなの知らないよー!

ってか、“次男の嫁”で良かったぁぁぁ!」

と、仰りながらお帰りになりました


(※今ではやってないそうですから、大丈夫だと思います)

Satomi
タグ:okinawa
posted by satomi at 01:00| Comment(0) | 日記

琉球舞踊2 東京の桜と違うんだよ


スタンダードな演目のおひとつ

「貫花」(ぬちばな)という、女性が花飾りをかけて踊るものも

拝見いたしました


ハワイのレイという花飾りにもよく似ていますが

レイは丸く円になっていて

貫花の方は、花に糸を通したとのことで

円形ではなく両端が離れています


女性がしなやかに踊ります


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歌の内容は

“白瀬走川に流れている桜をすくって

愛しい貴方に、桜を糸で通して首にかけましょう”

と言う感じの意味なのですが


ん?落ちた桜って、花びらじゃないの?

と、東京の感覚では思ってしまいますが

はらはらと花弁が一枚ごと散るのは、ソメイヨシノで


桜の種類が、沖縄と東京では違うんだというのを

トクトクとご説明頂いております(笑)


沖縄は「寒緋桜(かんひざくら)」という

もっと色も濃いピンク色で、花ごとポトッと散る桜だそうですね


しかも全体的に桜の木の大きさも小ぶりで

街で見かける街路樹でも、2メートルくらいでしょうか

東京で見慣れた街路樹のハナミズキの大きさに近いですね


他の街路樹も比較的、種類が違うのでやや小ぶりな気がしました

(いちいち聞くか調べるかしないと分からないので

お名前は未確認です)


しかも、沖縄の方にとっては

その桜の違いを「本土の桜は色が抜けてる」と表現していまして

ソメイヨシノは、うっすらした桜色ですから

確かにピンクではないですね


何でもその土地の特色がありますね



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そして、別のメゾの歌い手さんと話していると

赤道に近くなるほど身長が小柄になり

東南アジアなども、比較的小柄で

逆に寒い北の方に向かうと大柄になる傾向がある

と話されていました


声に関して言うと、小柄な方が音域も高くなるので

沖縄ご出身で良い声の声楽家さん、多いよ〜と

そんな話題にもなりました



さて、踊り子さんが衣装の右側だけ一枚脱いでいるのは

作業をする時の恰好の表現だそうです


フォーマルな演目の他に、新しく作られた庶民の生活の作品を

「雑踊り(ぞうおどり)」というそうですね


後半になると、四つ竹(よつだけ)という

カスタネット状に手元でカチカチと鳴らす竹の打楽器を

拍子に合わせながら鳴らして踊ります


明治時代になくなるまで、長いこと琉球王国でしたから

独自の文化は、同じ日本と言えども大きな違いがありますね

Satomi
タグ:okinawa
posted by satomi at 00:00| Comment(0) | 日記