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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2018年03月25日

一枚の絵画のように


新人さんの研修を兼ねて、ひとしきり私の演奏の見学と

色々な細かい業務説明などを頼まれて請け負いました


曲もさることながら、やるべき事が大変細かく

しかも強烈に神経を遣う場面が多いので

ちょっと何かがおかしいだけで

音楽はぶち壊しになってしまうものですから

本当に、神経を遣わねばなりません


膨大に準備することを、具体的に説明しながら

その内容の大変さと重さに、新人さんは一呼吸おいて

「(このお仕事は)ス、スパルタですね・・・あせあせ(飛び散る汗)

と感想をお話していました



そして、最初の印象と感想を述べていらっしゃいましたが

あまりに自然に流れて行くので

そのことが印象的だったようです


転換や境目の判断などこの部分は曲の演奏、ここからはアドリブ等を

詳しく説明もしました



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まずは、全体の構成があります

どこに山場があって、どの場面でどんな状況を作るのか

それぞれに意味があります


最終的に、盛り上がってとても良かったと思って頂けるように

見えない部分で、運んで行かねばなりません


ほんの一呼吸ずれると

ギクシャクした感じになりますし


空気感を特に大事にする流れで、全体を整える必要があるので

少しでも気を抜くと、おかしなことになります


イメージで言うと、絵画として描いていくようにしています


ひとつひとつが、個別の曲というのではなく

自然にグラデーションが変わったり

いつの間にか、色味が違ったり



オーロラが変化していくように

「今こうしたぞ!」というのが、悟られないよう

自然な呼吸や、場の流れが、続きながら

うっすらと変化して、盛り上がっていけるように考えています


また、お客様の呼吸の変化と

全体の構成のスピードも、合わせていくようにします


これがかみ合わないと

最後まで、一体感の出ない仕上がりになってしまいます


毎回、集まって下さる方達が違いますし

それまでの状況も、思う事も違います


足を運ぶまでの、お天気の状態や疲れ方も違います


その場の雰囲気を壊さないように

善処していく必要があるので


ただ、この曲を弾いて下さい、はい弾きました、ジャーン

という訳にはいかないです(笑)


大きくは同じテーマを扱いますが

細かく見れば、オーダーメイドになるように

全体が、変化していかなくてはいけません


そういえば、関係者の方で

責任のあるお立場の方からも

「まるで、呼吸をするように」と表現して

褒めて頂いたことがりましたが


小さなサインを気配で見るようにしています


人は、嬉しい、悲しい、イライラしている、上の空など

その思考が、身体的な表現で表されますから

微細な変化をキャッチできると

それに合わせて初動を変えることが出来ます



出来れば、最終的には

音楽が鳴っているのに、一切の気配が消えること

その方の世界の中に、全てがゆだねられる

没頭できる所まで、持って行くのがベストですね


Satomi
タグ:Music
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | 活動報告