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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2017年11月13日

下準備いろいろ


ご指名でお仕事を頂戴して

というか、ほとんどご指名なのですが

用途やシーンに合わせて、的確に求められる内容を

ご提供しなくてはなりませんから、事前の準備も大切です



まず、楽器の状態


他の演奏家さんが、現地で演奏している何か映像があれば

そこから拾って、ある程度の憶測を立てられますが

何も情報がない場合は、本番までの間に出来る限り下見に行きます


繋がりの関係では、会場で実際に30分でも1時間でも

お時間を作って頂ける事もありますし


勿論、毎回楽器が触れるとは限りません

その場合は、どなたかの演奏をゲストの立場でお聴きして

響き方や、楽器の特性、ウィークポイントを見て

プログラムやアレンジの内容を組み替えます


何パターンも考えておかないと

実際にその場になってみて、ちょっとこれではアウトで

その場になってみたら全然上手く行かなかった

他に何も用意していない・・・などは、許されませんので


若干の幅を持たせて見積もるようにしています


ただ学校の試験のように

一生懸命に楽譜通りに弾きました、では誰も感動なんてしてくれません


毎回、全く違う場面で

何が必要で、何が目的で、何をしたくて・・・

というご依頼の意図を組んで

出来る限り、善処しなくてはなりません


特に、音楽関係者からしてみたら

内部事情が分かりますから

どんなレベルでお仕事をしているかなどは一目瞭然です


例えば、もし自分がどなたか演奏家に依頼を出すとしたら


できうる限り、本気で演奏してくれる

感動的な演奏をしてくれる

準備もぬかりなくやってくれて

本番も安心して任せられる


そういう方でないと、頼みたくありません


仮に、該当するような演奏家がいないとしたら

(※ちゃんとプロでキチンと活躍されているかたはいらっしゃいます)

企画・依頼そのものを取りやめると思います


お客様からブーイングがでるのが目に見えているようなら

中途半端にやられるくらいなら、無い方が良いです


それは同じように、第三者がご依頼して下さる際も

もしも自分が仮に手抜きをしまくるとか

何のモチベーションもなくて中途半端にやるようでしたら

クビにして良いと思っています



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何年も前です

現役でお仕事をなさってるご高齢の超ベテランの先生が

私の近くにいらして、おっしゃいました


「伊藤さん、人はね、良く見ているんですよ

お客さんだけじゃないんです

リハーサルでどうしているか

開いている時間に練習しているか


全部、良く見て、良く聴いているんですよ

それを忘れてはいけないです」



それは舞台の表だけでなく、裏側でも

人は、あなたが“ちゃんとやっているかどうか”を

静かに観察してジャッジしているのですよ


と言う事ですね


その時はポジティブな意味で、お使い頂いたのですが

逆に、戒めでもあるのです


それを忘れる日があるとしたら

二度とお仕事など来なくなることを

良く自覚していなくてはなりません


もし期待を大きく裏切る場面があるとするなら

その場は、先方様は言葉の上では「いいよ、いいよ」と

優しく言って下さったとしても、表面的なお言葉で

二度目のチャンスは、ありません


それが演奏するということです


そして、演奏を生業になさってる方々は

このあたりのルールについては

心底、良くご存じですので


年間の仕事量が重くて多い、信頼の置かれている方ほど

全力で飛び込んでいらっしゃいますね


はー、頑張らねば

Satomi
タグ:Concert
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | 活動報告