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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2017年06月19日

タムブン(徳を積む)


タイ仏教では、徳を積むことで良い来世が訪れるとして

貧しい人や僧侶にに施しをしたりするそうです


日本のCMだと、auの三太郎ものなど好きですが

タイのCMは、ドラマ仕立てで感動的な

時間も3〜4分かけて長いお話になっているのが特徴的で

見ると、けっこう泣けますTV


世界観で言うと

鉄拳さんの、パラパラ漫画を彷彿とさせる

泣かせるお話です



こちら、実話から取ったというCMのお話です


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日本で言うと、昭和30年代の下町のような街並み



6歳ほどの少年が、物を盗んだ所を

お店のおばさんに捕まって、ひどく怒られてどつかれています


声を荒げるおばさんに、お向かいの飲食店のおじさんが

どうしたのかと仲裁に入りました


見ると、少年の手元には鎮痛剤と栄養ドリンク


「こんなもの盗んでどうするんだ!」怒鳴るおばさんに

少年はうつむきながら「お母さんに・・・」とだけ答えます



おじさんは、「お母さんは病気なのかい?」と少年に訪ねると

少年はうなだれたまま、小さくうなずきました



飲食店のおじさんは、ポケットからお札を取り出して

悪態をつくおばさんに差し出すと


店の中にいる、娘さんに声を掛けて

売り物の野菜スープをパックに詰めたものを用意させ


盗んだ薬を一緒にその袋に詰めて

少年に、持っていきなさいと差し出します


少年は、無言のままおじさんを見上げ

ひったくるように袋を取って、走り去ります



ー30年後ー


物乞いが店に来れば、いつでも

「持っていきなさい」と店のスープを分けて渡す

慈悲深い飲食店のおじさん


ある時おじさんは、仕事中に突然倒れて

そのまま病院に運ばれ緊急手術が行われます


脳のスキャンを何枚も広げながら

執刀の医師が、娘さんに病状の説明をしていて

ベッドには、酸素マスクをかけながら意識のないおじさんの姿



娘さんは泣きながら、医療明細を眺めますが

そこには、到底払う事など出来ないであろう高額な治療費の明細


大黒柱のおじさんは、こんな状態ですから

店も当然、営業など出来ず休業したままです


お金の当てなどなく、家を売りに出します



万策尽き、泣き疲れて

病院のおじさんのベッドに突っ伏したまま

いつの間にか眠っていた娘さんが

ふと朝の明るい光に目を覚ますと


娘さんの傍らに、紙が置いてあります


「何だろう?」

娘さんが、その紙を開くと

それは医療明細でした


全ての治療や手術の欄の金額が、何故か全部0になっています


娘さんは、どういう意味なのか良く分からないまま

その明細を読み進めて行くと


末尾には医師の名前と共に、こう書き記してありました



『全ての費用は、30年前に支払い済み

鎮痛剤3包と、野菜スープ1パックとして』



お話の最後には、一言

Giving is the best communication.

(与える事は、最良のコミュニケーションです)

Satomi
タグ:Life
posted by satomi at 23:41| Comment(0) | Messenger