*** Wishing you Happiness ***

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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2017年02月05日

嫉妬をしない生き方へ


大学生の時のお話です


21歳になる頃、専攻で同じクラスには

成績も優秀で、見た目もモデルさんのように綺麗で

オシャレにも気を遣っていて、素敵な子がいました


性格も可愛らしくて、好きでした



4年生になれば、卒業後の進路をどうするかで

話題も現実的になってくるものですが

その子は、「ウィーンに留学する話がまとまりそう!」と報告してくれました



でも、その時の自分は

言ってみたらその子のせっかくの朗報なのに

喜ぶことができませんでした



自分は当時は実績もゼロ、成績も普通

ピアノを本格的に始めてまだ5年目ですから


四苦八苦しながら、学生にしてみたら大量の伴奏依頼を受けて

毎日、切羽詰まって追われているものの

将来もどうなるか、まさに真っ暗なままあせあせ(飛び散る汗)(笑)



何の確約もなく、保証もなく、未来もなく

卒業した瞬間から、まるで広大な砂漠に一人ぽつんと佇んで


どこに歩いて行ったら良いのかも、皆目見当が立たず

歩けど歩けど、オアシスの片鱗すら見つからないような

未来永劫、暗がりの中を彷徨い続けるかのような


アドバイスも、助けてくれる人も、コネクションもない

そんな状態でのスタートになるので


進んで行く先に、眩しい光が差している

その子の朗報が、当時の自分は受け止めきれず


急にブルーになって

芳しいコメントも出来ず、的外れな態度をとってしまいました



そして後日、その子とちょうど長電話をしていた時に

初めて、留学の話を取り付けるにあたって

その子がどれだけ頑張っていたのか知ることとなり


すごく失礼な事をした、と気が付きました


自分が伴奏やら練習に追われて明け暮れている間に

その子は、特別な努力や準備をやっていて

それが実ってのこと


もし同じことをやっていて、あるいはそれ以上の事を

やっていながらにして、結果が出ないのならともかく


私は何もしていないのに、羨ましいのを相手に表現するなんて

お門違いも良い所です

羨む資格なんてない、何をやっていたんだろう


そう思いました




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卒業してからは、完璧に0のスタートでした


同年、最初のリサイタルをした時にも

プロフィールに書けるような実績もなく

あまりにシンプルすぎて「何とかならないの?」と

編集の時に、言われるほどでしたけれど(笑)




卒業するときに、自分に誓ったことが

一つありました



みんな同じように卒業して

それぞれの進路に向かって


同級生の中には、きっとピアニストになる人も出てくるだろうし

輝かしい活躍をする人も、出てくるでしょう



卒業してからのその先の人生で

どんなに頑張っても芽が出ないかもしれない


もしかしたら病気になったりして、活動ができなくなるかもしれない

何か不遇な環境に置かれる事もあるかもしれない


どうなっていくのか、全く分からないけれど


たとえその時の境遇の良し悪しに関わらず

同級生の朗報に対して

ピアニストとして華々しく活躍していく未来の誰かに


笑顔で「おめでとう!良かったね!」と言える自分になろう




嫉妬で人の足を引っ張るような卑怯な人間でなく

自分の環境を受け止めながらでも、応援する気持ちを持てる人間になろう


そう思いました




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・・・と思っていた本人がピアニストになりましたので

お陰様で、今順調に演奏活動しています晴れ(笑)



大学生の時に憧れていた

いわゆる表面的な部分で見える憧れ


例えばベルラインのドレスが着てみたいなーとか

ベーゼンドルファーのピアノが欲しいとか

24時間音を出せる環境、人様をお招きできる綺麗な空間が欲しいとか

演奏のお仕事が欲しいとか

初見で音が取れるようになりたいとか・・・


その他諸々の、大学生当時に心をたっぷり占拠していた願いは

全て叶え終わりました



今は、その当時に想像できなかった事を

やっていくのを課題として動いていますが



もし生活の中で、誰かが羨ましいと思うとしたら

何に対してそう思うのかを丁寧に落とし込んで

そこを実現するためのアクションに変えていくと

嫉妬は要らなくなりますね



自分を見つめて歩んでいくと

おかしな感情はなくなっていきます



と言いますか、もうこの年代になってくると

それぞれのご専門で活躍されている方達のスキルは

とても素晴らしいものがあります



15年、20年の厳しい経験を積んで

ご自身のスタイルをしっかりと確立しながら

新たな活動と研鑽に力を注いでいらしゃるので


「尊敬」いたします、ホントに(笑)



胸を張って、やっていける人生は

ジャンルが違っていても、美しいものですねぴかぴか(新しい)


何かを考えるでもなく、嫉妬も要らなくなってきますね

Satomi
タグ:Life
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | Messenger