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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2016年08月07日

スーパー実戦主義


武蔵野音大を卒業するときに

すごく成績の良い子は、大学院に進学したり

また、上手く話が整えば留学先が見つかったり

勉強を続ける道を選んでいました



当時の自分は、成績が優れていた訳でもなく

(通常の子より15年分のブランクがあって

そこを埋めるのですから、大変なことでした)

アカデミックな世界で、結果を出せるような進路を

そもそも歩んで来なかったので



さらに親に負担をかけてまで、大学院に進学したり留学する価値が

果たして今の自分にあるかどうか?と、悩んで考えたときに

22歳の時の答えは、NOでした



いや、それよりもその頃

ウィーン国立音大で教授をなさっていた

アレキサンダー・イエンナー先生が

嘆いて(怒って?)いらしたようですが


ウィーンに学びに来て、日本に帰った人達が

(現在だと50〜60代の方達を差していらっしゃいます)


「全然、活躍していないじゃないか!

何を学んできたんだ?いったい何をやっているんだ?」

とお話されていたことがありました


(当時、ドイツ語は詳しく分かりませんから通訳により解明)


(※念のため、ごく特定のピアニストさんは

立派に活躍されていると思いますよ)



せっかく長期の留学をしても

帰国して、お仕事に結びつかないで

演奏活動をするでもなく、鳴かず飛ばずで消えていくのなら


必死に教えたことも、学んだことも

お互いに無効になってしまいます



それを目の当たりにして

そうか、せっかく留学しても廃業確実なら

莫大な費用をかけて行く意味をなさないのでは?と

当時、真剣に考えて


国内で活動できなかったら

どこに行っても未来は無いなと思い



とにかく、実戦で鍛え上げて

お仕事の取れる人材になること


どんなにキツイ案件でも

その段階の実力よりハードルが高くても

ご依頼を頂いたら、とにかくお受けして

受けたらリミットまで、活路を探すこと


他の人が、面倒だからやりたくないとか

辛すぎて受けられないような案件を積極的に拾って

やりとげること



お仕事は、失敗すればひどく責められたり

ご依頼側も真剣ですから、逃げがききません



武蔵野にいた時のように

優しい先生方が、責任を取って下さるようなことはありません



その瞬間に選べる、出来る限り厳しい環境で

重たい条件で、何もかも叩き上げていくこと



自分から、千尋の谷に飛び込んで

這い上がっていくこと



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・・・と言うモットーを

やたら頑張りすぎて、何度か体を壊しましたけど(笑)

(それも良くありませんね)


でも、実戦で使える人材が

一番、強いんです


学歴は一つの有難い入口にはなってくれますが

そこで止まります


必要な諸々のスキルは

大学では教えてもらえないことです



失敗しても咎められない試験で弾くよりも



金額を介した方が、真剣味が変わります


それも、安くて無責任なものよりも

一件で百万単位でお金が動く本番の方が

関係者も鬼のように厳しいですから

成長には、なお良い(変態・・・笑)


お客様やクライアントからクレームを受けたり

お仕事がなくなれば、生活できなくなるシビアさに直面しながら

逆に上手く行けば、絶賛して頂けるような本番


意味のある体験を、大きく積める方が

自分をさらに成長させてくれます



社会に出るのは

無差別格闘技のリングです


自分の得意なことで、自由に戦えるのです



アカデミックな世界の正攻法が拙くても

他の部分で、大きな強みがあれば

それらをフルに活用する事で

誰よりも成功する



その答えを、人生を使って出して行こうと

22歳の時に思いました



今日は、武蔵野の院生とお話して

そんな当時の自分のことを思い出しましたけど


今や「やりたい放題やってんなお前」と言われる次第です黒ハート

Satomi
タグ:Life
posted by satomi at 23:00| Comment(0) | 活動報告