*** Wishing you Happiness ***

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【Photos by Ebico (海老原博和)】


音楽を奏でるような、素晴らしい日々になりますように


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Photo by Satomi Ito


コンサート・サロン “Les ailes”(レ・ゼール)

2015年03月19日

放っておかないで


やっとドイツ語のウムラウトのキーボード対応が分かって

「Bösendorfer」が出せるようになりました


いまごろねるんるん(笑)




お家のお方は、やっと先日ご機嫌を直して下さいました



その前に、確定申告があったじゃないですか


期日までは、音符じゃなくて数字を追っかけていたので

自宅に滞在中は、ひたすら作業していて


ピアノの相手ができないまま

5日位、お家のお方は弾かずに

やむなく放置しておりました


(私自身は、外で弾いているので

楽器自体は日中どこかで演奏していますが)






そうしたら



すこぶる機嫌が良くない・・・(苦笑)





あれですよね


一週間、忙しかったから

電話もメールも何にもしなくて



「やー、ごめんごめんダッシュ(走り出すさま)

と笑顔で週末に会いに来たら


何か、彼女がよそよそしくて冷たい失恋

・・・的な!?




「一週間、放っておいたでしょう!?」


って、責められながら演奏(笑)



一日程度のヨイショではご機嫌は戻らず

何日か、かかりました




いつもいつもいつもいつも

相手して、褒めて、撫でてやって

やー綺麗だね、美しいね、こんなに素晴しくてと

ご機嫌とってないと、だめらしいですねふらふら




人間の場合は、寂しくなったら本人が会いにやって来ますから

放置・・・してたらいけないんでしょうけど


まだ、何とかなりますが

楽器は自分で動けませんからね




購入した時に、ドイツ語圏の男性の名前を付けてみましたが

付き合ってみると、とても女性的な要素があって



気に入らない相手に、自分を触らせないとか


(かなり拒絶します

扱いを心得ていない弾き手がお嫌いなんです、このメーカーのピアノは・・・笑)



それも、「触るんじゃないわよ、ヘタクソ!」

ピシャ!

って平手打ちされるような感じ?




あとは、一番基本的な奏法ですけれど

「撫でて」弾くってことをやらないと

仲良くしてくれないです




一番最初にピアノを本格的に習い始めた時に

ベーゼンしか弾かないピアニスト関連の環境にいたので

ひたすら「叩くな!!」を言われ続けて



ベーゼンを弾くための特殊な奏法を

4年間ほど叩きこまれたのですが

(私がむしろ叩かれる方でしたね)



やはり、扱い方が特別です



STEINWAYとか、YAMAHAでは

そんな特殊な奏法は要りません



普通に誰でもある程度、弾かせてもらえます



お家の人は、ジャイアン的な弾き手もお嫌いで

「俺様の凄さを、見せつけてやる!!」

という自意識過剰な弾き方を嫌がります



STEINWAYなら、それでもそんな風に

ゴージャスな音色で応援してくれるのですが


そんな紳士的な協力は、はなっからしないそうで?




演奏する自分自身が、ものすごーく紳士的に

卓越した匠の技をもって

なおかつ、愛でて接しないと


仲良くなれないあたり



やっぱり、女性的な感じがしますね




OKがでると、めくるめく至福の時に誘われます

Satomi
タグ:Bösendorfer
posted by satomi at 13:57| Comment(0) | Concert Salon

Trailblazers 10 Piece Brass


先日は、渋谷区文化総合センターに

「トレイルブレイザーズ・10ピース ブラス」の

第10回記念公演を聴きに伺いましたるんるん



金管楽器10名&打楽器2名の編成で

それぞれ活躍されている演奏家の皆さんのアンサンブルです



リーダーは、ユーフォニアム奏者の

黒沢ひろみさんがなさっているそうですね




数日前に、トランペット奏者の依田泰幸先輩からメールがあって

「作曲家のフィリップ・スパーク氏が来るよ」

との事だったので


“開演ギリギリに到着ですが、行きまーす”

と、チケットをお願いした次第です



スパーク氏の作品は

高揚する疾走感と、キラキラした感じが大好きですぴかぴか(新しい)




よく吹奏楽で演奏する「オリエント急行」なども

この10人の金管の編成でやってしまって

すごいなーと思うオープニングでしたひらめき




ラヴェルの「マ・メール・ロワ」は

ピアノ連弾で演奏する曲なんですが


スパーク氏のアレンジと指揮で演奏されました




ピアノだと、高い音域でもそれで特別な体力は消耗しませんが

この音域をラッパで吹くとなるとー


まぁ、相当になかなか大変な具合になる訳でダッシュ(走り出すさま)



プログラム見ただけで

キツさが伝わってくるようです?


弱音で、高い音ばっかりとか

力技で押して誤魔化すことすら出来ない悩ましい感じですね




プログラム全編通して

ファーストを吹いている、依田先輩のポジションって

残虐的にキツくないですかね?(笑)



しかも、ピアノにソロを演奏してもらって

こっそり楽屋で休憩する裏ワザも、できません



技術もスタミナも、さらには精神力も必要なポジションを

さらりとやってのけるのですから、素晴しいです



こんなご依頼ばっかりお受けしてたら

上手くなるハズですねあせあせ(飛び散る汗)



あとは、基礎がしっかりされているのが演奏に出ていました



ラッパの難しいのは、バテるとすぐに音に出てしまうので

そうなると、何とも情けな〜い演奏になってしまうものなんですが

(カッコイイ!と、格好わるっ!が紙一重)



音がまっすぐなのも良い所です




そういえば音大生の頃、伴奏に行くと戸部先生が

「まっすぐ吹くんだよ!まっすぐ!」

と、門下生に繰り返し指導されていたのを思い出しました



それがしっかりできると


音程が揺れたり、音質がぶれたりせず

音色そのものの美しさとか安定感


さらには、フレーズの取り方も美しくなるので

演奏としてのグレードが上がるのでしょうね




同じ楽器の集まるアンサンブルなので


演奏のレベル(演奏家の力量)そのものが

その中に出ていました




プログラム内でも「室内楽」と表現されていましたが

室内楽としての重要性をスパーク氏も書いていて


お互いを感じ合う協調性が大切だよ

みたいなコメントを載せていました



ユーフォニアムとバリトンの音のブレンドが柔らかく

気持ちの良い響きがしていました




客席には中高生がいっぱい居て


演奏を聴いて

「私も、将来プロになりたい」

と希望を抱いて


音楽の専門の道に進む子も

出てくるのかな

なんて、考えたりしました




私もかつて、中学生の時に

部活のコーチに来てくれた先生の演奏を聴いて



「将来、プロになろう」と思って

現在に至ります




でも、当時希望していた金管楽器のプレイヤーじゃなくて

ピアニストになりました(笑)



今日は、そこがオチです黒ハート

Satomi
タグ:Brass
posted by satomi at 02:48| Comment(0) | 活動報告

2015年03月14日

夢の続きを


土地を探して、設計の話の時に

最初は、音楽家のシェアハウスが作れないかと考えていました




ベーゼンの為の空間を作る段階で

必ず家にスタジオが出来るのですから


時間調整して上手くシェアして使えば良い訳ですし



コンサート会場でも、同時に違う曲の音出しをしていて

集中しているときは、お互いあまり気にならないものです


(プロだからと言うのもあると思います

そうでなかったら、大変気になるかもしれませんが!?笑)




よく、オーケストラの公演の開場時間に

各自が自由に個人練習しているような感じというと

イメージがしやすいでしょうか



色々な音が混ざっている割に

あくまで「楽音」なので

そんなに嫌じゃないという不思議なものです



気が向けば合流して

また適当なあたりで個人練習に戻ったりして

自由にしています




さて、お家に戻りまして


シェアする分、他のメンバーの生活の経費が大幅に安く出来ますから


東京で演奏活動をしていく上で

負担が減らせるなと思いました





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私は、お陰様で最初から東京が故郷にもなりますので

上京する必要もなく

有難く東京暮らしをずっと続けさせてもらっていますが



武蔵野の時も、音大にやってくる人達は

ほとんどが全国各地から来ていました


(都民は30人に一人位だったのかな?)



卒業までは、皆さん親御様の仕送りで生活が賄えますが

そのあとは、何らかの仕事をしながら自活しないといけません



でも、最初から演奏の仕事がとれるほど甘くもなく



また自分のグレードが上がれば

楽器もより高いグレードの物が必要になってきます



音楽家のお仕事は、それこそ保障のない一発勝負なので


サラリーマンのように、有給やボーナスなんてありえないですし

体調を崩してキャンセルでもしたら、その日のギャラも無いし


下手すると、他の代役の演奏家さんに

そのポストが移ってしまうこともあります




そんな中でも

夢を追い続けて、頑張って生きている感じなのですが



とても素敵な演奏をして

才能のある人でも


生活とのバランスが取れなくなって

東京を去る事になる場面に

度々、出会います




本番をこなしていなければ腕は落ちますし

何も音楽の仕事が出来ないようなら


それこそ受験や学生時代も含めて

コツコツと頑張って積み上げて来た事も、消えてなくなりますので



音楽活動がほとんど難しいような土地に

居住地を移すとなると


事実上、そこで夢が終わります




どこか、寂しさを漂わせながら

お互いに言わないけれど分かっているそんな現実と


「頑張ってみたけど、だめでした」


と言う、やるせない諦めが入り混じった

報告を聞くときに



何とかならないかな、と思ったのが

きっかけでもあります




残念ながら、金額の問題で

当初の予定より大幅に金額オーバーしてしまうので

シェアハウスまでは届きませんでしたが

(すでに、この辺りのお家2軒分の金額なので十分大変です)




上京して、プロでやっていきたいと思って


日夜、普通の何倍も頑張っている方達の

音楽活動の助けになる何かが


あるいは支えになる何かが

作り出せたら



走り続けて、守り続けてきた大切な「夢」を

捨てる事をしなくても良くなるのなら



音楽を諦めて、上手く行っている誰かを妬んだり

いじけたままの気持ちで送るみじめな人生ではなくて



自分自身が、毎年大きく成長して


「演奏を続けてきて、私は本当に良かった」と

心から自信を持って、さらに進んでいけるような人生を

歩めるのなら



新しい価値が、生まれるのではないかと

考えたりなんかしまして



でも、実際は

そんな自分をサポートしている方達が沢山いて

どっちが何なんだか良く分かりませんが(笑)



「こうしたいんです」

というアイデアに、全力投球して下さる方達に恵まれて

とても幸せに思います



で、「天国」なお部屋があるので

その天国っぷりを還元していきたいと思います(笑)




現在、9月公演のリサイタルのソリストさんは

テノール(カウンターテナー)の堀江真鯉男さんに決まりましたぴかぴか(新しい)


素晴しいソリストさんをお迎え致しまして

定期公演に向けて頑張って行きたいと思います


(しばらくはクローズド公演が続きます)

Satomi
タグ:Talk
posted by satomi at 22:36| Comment(0) | Concert Salon